2011年4月26日火曜日

桜はすぐそこまで

新千歳空港へ向かうエアポートの中です。大震災から40日余が過ぎ、世の中はゴールデンウィークへ間近です。東北の桜はこれから見頃ではないですか。確か「石割桜」というのがありましたね。震災の被害から立ち直ろうとする人たちに、せめて希望の光を咲かせて欲しいと思います。この黄金休暇中で被災地にボランティア活動に行くという方も少なくないことでしょう。「震災後社会」という新しい、そして大きな物語を私たちはこれから紡いでいかなければいけないのだと思います。

札幌の開花予想は5月4日です。

支え合おう、ニッポン。

2011年4月15日金曜日

桜花惜しむ季節

3泊4日の東京出張を終えて、札幌へ戻る便を待つラウンジです。もう満開ではありませんでしたが、都内で桜を見ることができました。東京に到着した夜、CAの方が「東京はもう桜の花びらが舞い散るのを惜しむ季節となりました」とアナウンスしていたのが、とても印象的でした。大震災で、しばらく時間が止まったような感覚がありましたが、季節はうつろい、花は咲いて、散っていくのですね。

花の神様と、大震災の災厄をもたらした神様はおなじ神様でしょうか。

神はいるのか、とふと思うこのごろです。

震災の後にリリースされたMr.Childrenの曲で「かぞえうた」があります。
こんなに打ちのめされても、手を取り合い、人は前を向いて生きる。
音楽のチカラを感じた曲でした。

最近、サントリーさんが流している「見上げてごらん」の曲も素敵です。
1985年のジャンボ機墜落事故で客死した坂本九さんの不朽の名作。
このクリエイティブには頭が下がりました。

北海道の桜はまだこれからですが、北上する桜前線が福島、東北の人たちを慰め、力づけて欲しいと思います。支え合おう、ニッポン!

2011年4月12日火曜日

桜は満開なれど

こんにちは。カレンダーは4月も半ばとなりました。これから東京へ向かう空港のラウンジです。福島原発事故はきょう改めて国際的な事故評価で最悪、チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」と引き上げられました。地元の方々にとっては、いまさら冗談じゃないというお気持ちでしょう。強い余震も続いており、日本はいったいどうなってしまうのか、不安な気持ちも拭えません。

昨夜、東京の友人から写真付きのメールをもらいました。満開のサクラでした。どんな時でも、花は咲いてくれる。当たり前のことに、なぜだかすごくホッとした気持ちになりました。桜を咲かせてくれる神様と、凄まじい破壊力を見せつけた神様とは同じなのでしょうか。この世に神様はいるのか。この災厄は何のためなのか。天を仰ぎ、手を合わせて、そう思うのです。神よ、あなたは何をしたのですか、と。

桜は満開なれど、山河破れてはなんとしましょう。

金曜日まで東京です。