2011年5月26日木曜日

ようやく春らしく

今夜の便で再び東京です。札幌はきょう最高気温が、東京と同じく22℃まで上がり、ようやく春本番の陽気となりました。僕も今年初めての「薄着」というか、クールビズでしょうか。東京との温度差が少ないと、出張族には体調管理的にありがたいです。

北海道は春本番と新緑が一緒にやってきます。我が家のエゾヒガンザクラは満開で、濃いピンク色の花弁が心を和ませてくれています。

6月ももうすぐですね。

支え合おう、ニッポン!

2011年5月23日月曜日

朱鞠内湖

震災の後、レジャーを控えていたのですが、この週末に朱鞠内湖まで行って来ました。札幌から国道275号をゆっくり、二度ばかり休憩したがら6時間半。地図で見ても大きく、複雑な地形をしているので、天然湖とばかり思っていましたが、昭和18年に16年の歳月を費やして完成した日本最大の人造湖だったんですね。びっくり。

幻の魚といわれるイトウが釣れるんだそうで、天気はあいにくの小雨でしたが、太公望たちが集っていました。湖畔じゃないんですが、湖の手前に青い屋根が印象的な「そばの宿」があります。大阪からやってきて9年目というご夫妻がもてなす、地元・幌加内町(日本一の蕎麦の産地)の蕎麦づくしの夕餉が素晴らしい。

食後はご主人手作りの果実酒の頂きながら、地元の話を聞きました。
平成の大合併で今は上川管内だそうですが、名寄に近く、「道北」と言ってもいい朱鞠内湖。

隠れた北海道の名所でした。

支え合おう、ニッポン!

2011年5月10日火曜日

新緑の東京へ

東京へ向かうJALのラウンジです。ゴールデンウィークはいかがでしたか?僕はカレンダー通りでした。それでも十分休養できました。読書三昧と3本のお芝居を観劇。お芝居の方は今ひとつぴりっとしませんでしたが、読書では久々に面白い本と出会いました。まだ出版されていないので、正確には「本」ではないのですが。日本経済新聞(朝刊)に連載されていた「韃靼の馬」(辻原登著)なんですが、父が毎回切り取ってくれていて、それを布で閉じて送ってくれたのです。400話を超えるお話。ほとんど知られていない朝鮮通信使をめぐる冒険譚です。

これが面白いのなんのって。あまり面白くて興味が湧いてしまって、岩波新書「朝鮮通信使」という一般向けの専門書まで買って読みふけっていました。

「一衣帯水」と言いますが、昔から朝鮮半島(あるいは朝鮮半島を通しての中国文化)からの文化に大きな影響を受けていたことを改めて実感。有田や伊万里など日本に名だたる焼き物は、朝鮮半島から陶工たちが日本に伝えたものです。

「韃靼の馬」では長崎・対馬が物語の大きな舞台となっています。行ってみたいですね。対馬。今年の夏休みは朝鮮通信使をたどる旅に出てみようかと考えています。

札幌の桜もこの前の日曜日に開花。会社からもきれいな桜が見えて、ようやく春になった感じがあります。大震災から明日でもう2ヶ月経つんですね。

支え合おう、ニッポン!