2011年5月10日火曜日

新緑の東京へ

東京へ向かうJALのラウンジです。ゴールデンウィークはいかがでしたか?僕はカレンダー通りでした。それでも十分休養できました。読書三昧と3本のお芝居を観劇。お芝居の方は今ひとつぴりっとしませんでしたが、読書では久々に面白い本と出会いました。まだ出版されていないので、正確には「本」ではないのですが。日本経済新聞(朝刊)に連載されていた「韃靼の馬」(辻原登著)なんですが、父が毎回切り取ってくれていて、それを布で閉じて送ってくれたのです。400話を超えるお話。ほとんど知られていない朝鮮通信使をめぐる冒険譚です。

これが面白いのなんのって。あまり面白くて興味が湧いてしまって、岩波新書「朝鮮通信使」という一般向けの専門書まで買って読みふけっていました。

「一衣帯水」と言いますが、昔から朝鮮半島(あるいは朝鮮半島を通しての中国文化)からの文化に大きな影響を受けていたことを改めて実感。有田や伊万里など日本に名だたる焼き物は、朝鮮半島から陶工たちが日本に伝えたものです。

「韃靼の馬」では長崎・対馬が物語の大きな舞台となっています。行ってみたいですね。対馬。今年の夏休みは朝鮮通信使をたどる旅に出てみようかと考えています。

札幌の桜もこの前の日曜日に開花。会社からもきれいな桜が見えて、ようやく春になった感じがあります。大震災から明日でもう2ヶ月経つんですね。

支え合おう、ニッポン!

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