24時間以上、覚醒している。ちょっと、しんどいが大丈夫。
よく持つ肉体性を持ったものだと改めて思う。両親に感謝。これぞ、DNA。
FURANO、つまりフュラーノォの「本質的」に正しいホテルで見つけた象徴論の話の続き。と思っていたら、そのホテルの専務様から丁寧なメールを頂いた。ご承諾を頂けたので、引用させて頂きたい。優れてソーシャルとして正しくエンゲージメントしていらっしゃる。
NATULUXは お客様に”?”を感じて頂けると 大変うれしいです。
NATULUXは富良野駅前にて 創業80年になります。わたくしで4代目となりまして
2007年春に
デザイン・総合プロデュースは近藤康夫氏
サインは廣村正厭氏
キャッチコピーは三井浩氏
設計施工は大成建設
皆様のご協力でオープン致しました。
コンセプトは「ナチュラルでリラックスできる空間のご提供」です。ハードはハイクオリティなデザイナーズホテル、ソフトは富良野の素朴なおもてなしで、お客様をお迎えいたしております。
アプローチ木製のドアは 入り口がどこ?と迷われるお客様もいらっしゃいます”?”
→スタッフが自動ドアまでお迎えいたしたいです
フロントのreceptionの石は どこの石”?”
→富良野の空知川の上流から・・・→自然に触れ 自然をお伝えしたいです
spaのロッカーはなぜ 全てに扉がないの”?”
→なぜ?を楽しんで頂きたいです。キー付きをご利用になりますか? キー無しをご利用になりますか?
表示はどういう意味”?”
→yellowのY、redのR blueのB greenのGと遊び心です。
五感にやさしいホテルも目指しております。
視覚...洗礼されたデザイン空間に間接照明
触覚...清潔なリネンと清掃
聴覚...風の音・鳥のささやき・朝のオルゴール・JAZZのBGM
嗅覚...アロマの香
味覚...富良野の新鮮で安全な大地の恵野菜や北海道産の食材でのお料理のご提供
片廊下の館内ではお部屋からは 十勝岳・大雪山連峰を、廊下のガラスからは芦別岳や北の峰スキー場をご覧頂き 雄大な自然の中に 身をおいて頂きたいたいです。
(中略)
スタッフとの会話を楽しんで頂けるよう サインも少なめです。
まだまだ発展途上のところもありますが スタッフとともに精進しお客様をお迎えしています。楽天やじゃらんのクチコミは たくさん頂きまして評価はたいへん嬉しく 時には厳しくもありますがNATULUXに感心を頂くことは 励みでございます。
長くなりまして恐縮いたします。 読んで頂き ありがとうございました。
感動した。これだけ精緻にコミュニケーションを設計して、ブランドに落としている。人として、正しいエンゲージメントで。これは凄いよ。チームは正真正銘、一流だ。このホテルが正しいローカリティで動いていることが奇跡。ホスピタリティも実に控えめ。だが、キャスト(宿泊客)がエンゲージメントを求めると、さすがにフュラーノォは違うなぁ、という実に田舎風で、家族的なもてなしを表してくれる。実に快適である。早速、返信をしたためた。
I quote as follows;
いつもお世話になっております。
ご丁寧なご返信をありがとうございます。
9つの脱衣カゴの謎。
それも一つの答えですね。
G=Green
B=Blue
R-Red
Y=Yellow
位置関係を見ると、もっと本質が見えて来ます。
なぜ、Gは一番上の真ん中か?
なぜ、Bは二段目の下手なのか?
なぜ、Rは二段目の上手なのか?
なぜ、Yは一番下の真ん中なのか?
「十字架」のようにこの英大文字(キャピタルレター)をつないでみましょう。
G-Y
B-R
おお!これは色彩学で言う「補色」の関係にあります。
つまり、
緑-黄色
青-赤
緑は瑞々しい新緑を。黄色は実りの豊穣の色。青は大きな空を。そして、赤は真っ赤な太陽を、日差しを。どれもが、北海道の価値の核心であり、この大地の神々しいまでの本質です。
それらがクロスする場所。つまり9つの脱衣棚の「ど真ん中」はオープンに、世界に、宇宙に開かれているのです。何たる意匠。何たる哲学。
僕はこう読みました。
G=Giant, Great
B=Brand, Business
R=Reality, Royalty
Y=Yes, Yankee
そして、気がつきました。
表象として、
G≒Y
B≒R
そして、交わる場所はオープン。つまり宇宙の核心だと。
僕は躊躇なく、Bを選びました。
理由は説明できません。つまり、直感で選んだからです。
ちなみに、僕が脱衣場で感動に震えていたとき、先客(NZから来た男性です)が湯船から
上がってきました。ので、彼に尋ねてみたのです。
「この大文字は何を意味していると思う?」
NZ男はこう答えたのです。
G=Giant
B=Brand
R=Reality
Y=Yankee
と。
「ほら、ちょっと離れてみると十字架に見えるだろう。だから僕は、真ん中に衣類を放り込んだのさ」とさも当たり前でしょう、と言わんばかりに言って、全裸のまま、ドライヤーを使い始めました。
凄いですね。WHY?
素敵過ぎです。
数年前「Start with Why」という著書を出したSimon Sinekはこう言っています。
人はWHYに動かされると。
このホテルを再定義された試みに、チームに敬意を表します。
僕の隠れ仕事場にさせて下さい。
ホスピタリティも素晴らしい。とても控えめで。
愛を感じます。いいね!
ありがとうございます!
心を込めて。
尊敬を込めて。
Furano Natulax HotelのTeam,へ。
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