2011年3月22日火曜日

ふたたびの東京

出発時刻まで40分。

今、新千歳空港の出発ラウンジにいます。
東日本大震災から13日目。この3連休中に、死者・行方不明者の数が、警察が把握しているだけでも、2万人を超えてしまいました。一家で被害にあったりして、そもそも捜索願を出せない方は推定さらに2万人。文字通り未曾有の自然災害です。

福島第一原発の状況も厳しい状況の中、必死に冷却、封じ込めの作業が続いています。余震もまだ続いていますね。

東京も普段通りとは行かないのかもしれませんが、きょうからは自宅待機が解けた方々もいらっしゃることでしょう。こういうときには、普段していることを普段通りにやる方がいいのかもしれません。

きょうから24日まで東京出張です。いつも常宿にしている浜松町のホテルからは、前日確認のメールがありました。レストランも休業。朝食メニューも少なくなるとのことでした。避難所生活を余儀なくされている方々は20万人以上。それを思えば、ホテルにちゃんと泊まれて、ベッドがあること自体ありがたいことです。

何か特別なことをしようとするのも尊いことだと思うのですが、普段通りのことを普段通りにやる。そのことが、人やモノの流れを枯れさせないことではないかと思います。海外を含め、多くの国や人たちが「頑張れ、ニッポン」のエールを送ってくれています。

どんな状況の中でも、人は生きていくのです。
生きていくことが、明日を迎えることでもあります。

Pray for JAPAN !

被災地の上空を超えて行くことに、なんだか不思議な気持ちを感じます。

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