2011年3月27日日曜日

春の京都へ

東日本大震災からもう2週間あまり。災害の爪痕はあまりにも大きく、復旧・復興にはかなり長い時間が必要です。被災された地方の皆さんへ心からお見舞いを申し上げます。

休暇で実家のある大阪に来ています。実家の庭にあるさくらんぼの実を付ける早咲きのサクラは既に散り、いまはボケの花が咲いています。帰省するのは年に1、2度です。まだ両親とも元気でいますが、会うたびに時間が過ぎていくのがよく分かり、せつなばかりです。

息子が帰ってくるのが嬉しくないはずはなく、つつましい年金暮らしの中から、ごちそうをしてくれます。昨夜はすき焼きでした。札幌でも、そんな料理は年に1回あるかないか。親のありがたさが、今更ながらに身にしみます。

大阪は快晴。花粉がひどく飛んでいるようです。これから新しく出来た直行のバス便で、東大阪の布施から京都へ向かいます。シュウカツ中の息子を励ましに(?)行こうと思っています。彼は昨年の超就職氷河期に会い、捲土重来を期した今年は震災にあたる、なんとも厳しい環境です。でも、最後まで諦めずに最後の大学生活を過ごして欲しいと思います。美味しい中華でも食べて、ビールでも飲んで、語り合って。

新しく出来た大阪バスの京都特急ニュースター号、第二京阪道路を使って京都まで70分。大人料金(片道)850円。大丈夫かな。お客さんはあいにく僕一人です。

バスが動き出しました。両親からお茶の葉を使った京都名物の佃煮を買って来てくれるよう頼まれました。そういえば、東京からだったのでお土産も買うのを忘れました。

日差しが暖かい。季節は春。震災地も一日も早く笑顔が戻りますように。

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